『愛子さま天皇実現「来春に決着」極秘協議』
の記事が載った女性セブン11月16日号をようやく購入して読みました。
支持率急低下で窮地に追い込まれた岸田首相。
「そんな岸田首相が起死回生の一手の『奇策』として繰り出したのが、安定的な皇位継承をはかるための『皇室改革』なのです」(全国紙政治部記者)
…ということなのですが、この際、本当に安定的皇位継承の道を開いてくれるなら、下心があっても構いません!
「政争の具にするな」だの「静謐な環境で議論を」だのという、「何もしたくない」「先送りにしたい」という下心のある言葉とは比べ物にもなりません。
例によって記事では、「安定的な皇位継承」には「旧宮家系国民男子の皇族復帰(と、記事にはあるが、もちろん「復帰」は間違い)」と、「女性天皇・女系天皇を認める」の二案があるように書かれてはいます。
しかし今回の記事では、旧宮家系案については当事者が難色を示しており、政府もその事情を把握しているはずであること、そして仮に実現したとしても、これに国民が敬愛の念を持つことができるかどうかは疑問として、否定的に書いています。
一方で、「女性はいいけど、女系はね」という無知に基づく感覚がまだ残っているところなど、まだ不満はありますが、とりあえずそれは措いておきます。
今回の記事では、岸田首相は「愛子天皇」を念頭に置くのではないかとした上で、「もし岸田総理が女性天皇容認を俎上に乗せれば、世論は『愛子天皇実現』に傾くでしょう」という政府関係者の発言と、愛子さまが大学をご卒業される来春が最後のチャンスであるとする宮内庁関係者の発言が載っており、これは非常に大きいと思います!
匿名の「関係者」の発言とはいえ、ここまで「愛子天皇」を明言し、タイムリミットまで設定した記事は、今までなかったのではないでしょうか。
決戦の秋は来ました! 来春の決着まで、戦い抜きましょう!